* con vida Azul * 羽鳥活動記

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オスカーピーターソンの楽譜が描く「小波と大波」(コラム本編)

さて。本題に入ってみます。
記念すべき初回は「オスカーさんって優しい人」というテーマです。笑


ピアノ芸術の伝達をめざす的な藤井メソッドは
「ピアノの部」と「歌の部」

いずれも有ります為に
どちらのほうから語りだそうかな?と迷っていた時期も
随分あったのですけれど


今日は、
ちょうど12月19日
「オスカーピーターソンの書いた教則の楽譜って
やっぱりとっても中身が美しいな!!」と実感した出来事から、
オスカーのピアノエクササイズについて語ろうと思っております。


(よりコアな記事を読みたい方は、
 師匠のブログのほうを読んでくださいね。もっともっとコアですから/笑)


オスカーピーターソンのCDの音色が、
きらきら骨太で、
一音ずつ粒だっていて、
輝きのかたまりという感じの音で
わあ THE 華やか!!!という
派手系ピアニズムの印象を
お持ちの方は多いと思われますが、
(「明晰なタッチ」というやつですよね)


彼自身が、ピアノ教則本を
教育目的で書いているよ、というお話は
一般にはあまり知られていません。


そして、この教則本は、なんというか、
対象が
ピアノマスター熟達完了クラスの方たちに
まったく限定されない。
ヴィルトオーゾ(もともとメチャクチャにピアノが上手な人)以外の、
はじめてピアノに出逢う方にも、
弾けそうな難易度で
書かれている配慮で進んでゆくところが
心憎いのであります。

オスカーさんって
優しい人だったのかも、と、想像してしまう私。笑
なんだろう、とにかく「無理せずに」取り組めます。


テンポがゆったりだろうが
♯や♭が少なかろうが
1曲が短かろうが

オスカーさんの作品は、どこか優しい印象があります。

すべてのピアノ弾きの方に、(ときにはフルートやヴォーカルの方にも)
KPSがおすすめしている教材が
「オスカーピーターソンのジャズ•エクササイズ」という本です。
楽譜です。小曲集です。1曲ずつはとっても短いです。

オスカー・ピーターソン著/Jazz Exercises. Minuets, Etudes&Pieces for Piano」

なんともうしますか、
ピアノ中級の人にも「楽譜からの気づき」が、無限にある本ですが
ピアノ上級の方でも、この一冊の譜から、なるほどと体感できる
沢山の「流れ」があります。
引き出せる情報の宝庫、という点で、
たしかに音楽の聖書扱いをしてもよいのかもしれませんね。


小波と大波。
の、配置のされ方が
絶妙だなと改めて感心いたしました。


小波は、いったりきたりするので、
一方向にだけ流れていません。
永遠に右方向へいちほうこうだけへ流れ続けているようでも
どこかで右から左へかえします。(ピアノ鍵盤の上限も決まってますし/笑)


左から右に流れたら、今度は、右から左へ流れたりしています。
「寄せてはかえす波の音〜」がピアノに書かれている感じ。
それを、響きを、小波に、ていねいに、まとめてゆきます。
ピアノを弾く作業なんだけれど、同時に、波織りの作業です。
あまり体力は要りませんが集中力は要ります。
りきみ、筋肉の緊張は、むしろ、無い状態のほうが素敵な音色になります。


で、小波をつくる練習を、たくさん積んだ頃になると
じゃじゃん、やっぱり大波の登場です。(笑)

ちいさな「揺れ」のやりとりが、拡大して、
数小節をまたいで繋がってゆく「大きめの波」を
私たちの指で、ひびきを運ぶ、という作業がそこに生じます。
うまく運べると 音色の変化を自分の耳で確かめられますので
なかなかに楽しいものです♪♪
エネルギーを、運んでー運んで〜〜〜

ピアノ弾きのなかで
それこそ音大の学生さんであっても
「音の流れを運びゆく」という意識をきちんともって
左右の手が互いに
タイミングとエネルギーの伝達を
たえず行っている、

鍵盤を弾く際に
自分の両手のあいだでは
カンバセーションがある、
という明確な自覚を
持てている人ばかりとは限りません。


右手は右手、左手は左手。だと、


どうにも
物語を語るような弾き方には
到達できないのでありました。。。

バラバラになってしまうから。

オスカーさんのジャズエクササイズ。
これはアマゾンでも買えますので(そしてお高くないところも好感ポイント)
ピアニストさんや、
フルート吹きの方や、ヴォーカルを続けてきはった方や、
ハーモニカ等の「呼吸ありき」な楽器の方も、
楽器で
音楽を追求している皆様に
とてもおすすめの一冊であります。
呼吸を学べます。

むつかしいジャズハーモニーの「お団子」が少なすぎる本ですし
もしも
自分の手が早くはまだ動かないという方のケースのときにも
なんら、「波織り」作業には支障ないかと。


ジャズ三連的な音の処理で、
エネルギーを移しながら八分を弾くことを推奨しております
(「波織り」をするためのの基本的な事項になってきます)


第一回はこのあたりにて♪


オスカーさんのピアノ教則譜についてのコラムでした。



jazzexcersize.jpg



see you soon ※一回使ってみたかった(笑)


「オスカーピーターソンの教則本を使っての、中級者さんからの音楽教育中♪」

Kimball Piano Salon 大阪市北区豊崎3-10-2 I&F梅田ビル705 (梅田劇場北向い)
(0705)436-5371


http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball


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オスカーピーターソンの楽譜が描く「小波と大波」(の前置き)


皆様こんばんは。
私のブログを読んでくださっている方は、現在のところ
おもに現実サイズの等身大羽鳥(リアル)を
ご存知の方がほとんどだろうと感じております。


それならば、なんらか「私の音楽観」&「羽鳥のピアノ音色」に
興味の程度の差こそあれ(めっちゃ好きな方、ほどほど好きな方。笑)
いくばくか興味は持ってくださっている方が
たぶん大半なのではないかと
思いますし
本日より、時折は、
つれづれの呟きばかりでなくて
「本気で」「すべての音楽の「本質的ななりたち法則」を羽鳥の解釈で語る」


超真面目な記事を(いわゆるコアな記事、と
カテゴライズしておけば良いのでしょうか?)
少しずつ綴ってゆこう、と。
決めました。
もう2012年も年末ですけれど☆

あえて今の時期にスタートするなんて
あまのじゃーく、、? 苦笑


最初から毎日更新するぜ!などと高すぎるハードルを
自分に課すつもりもないのですけれども、(一週間坊主は哀しいですし)
いずれ、更新ペースも
このペースならば無理せず続けてゆける、という
定期的な頻度を、つかんでゆけるかと思っています。
そして、この「超真面目に音楽を語る」シリーズにつきましては
私の脳が編みだした認識法とは
言い切れない部分が非常に多くて、

この「音楽のとらえかた、音のながれの認識の仕方」は
原則として
藤井メソッド(C)藤井一成氏からの
多大なる影響に
基づいたお話ばかりとなってきますので、
もし羽鳥の記事で「そこを自分も知りたい、実際にピアノを弾きながら、
自分の耳で響きを確かめたい。変化を実感してみたい」
という方は、
藤井メソッドにて
ヴォーカルとピアノを教えているKPSまで
お気軽にご来訪くださいませ。
(最近 混み合っているので、
 くれぐれも突然のご訪問ではなく
 事前にメールorお電話などで日程アポをよろしくお願い致しますね)


さて。本題。初回は「オスカーさんて優しい人」というテーマです。笑
小波と大波について(私は水の人なので、波系はもともと、すごく好き)
小さい流れと大きい流れ、と 大学などでも よく言われるやつですね。 続く♪

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